この春に竣工したプロデュース物件のGran Feliciaが

全国賃貸住宅新聞の一面に掲載されました。

 

 

 

『日本一美しく居心地の良いアパートをつくる』

という目標を掲げてプロデュースさせていただいた建物を

こうして評価していただけることは何よりも嬉しいことです。

 

 

 

先日はこの建物のプロデュースをお任せいただいたOオーナー様からも

「本当に素敵なアパートを建ててもらって嬉しい」と言っていただき

頑張って良かったと思っています。

 

今回の掲載記事を始めオリジナルムービーなどが

エスアンドティ並びにエスアンドティモアのホームページに

載っていますので、ご興味のある方は是非ご覧になってください。

 

 

新幹線で、マスクにフェイスシールド着用で福山へ。。

 

昨日は、エスアンドティで所有している『内海ハウス』がある

横島まで橋を渡って行って来ました。

 

 

内海ハウスの帰り、橋からの夕日です。

 

新型コロナウイルスがもたらした

様々な変化。。

そんな中でもいつもの海は

心に元気をくれます。

 

今朝は早起きして、大宮にある霊園へお墓参りに行って来ました。

 

 

 

エスアンドティを創業する前から

30年近く一緒に仕事をしてきた工務店のM社長

一緒に取り組んだ住宅やアパートが今もたくさん残っています。

 

僕が蕨に移転する時には

今の本社がある建物をほとんど原価で建てていただき

銀行借入れの保証人にもなってくださいました。

 

親子ほどの年の差。。

僕を息子のように扱ってくださいました。

今の僕があるのはこの方のおかげです。

 

そのM社長が病気で天国に行かれて

この夏で6年になります。

 

 

 

周りの仕事仲間から『仏のM』と呼ばれ慕われていたM社長

 

その訃報を知り合いの電気屋さんから聞いたのは

お亡くなりになられてから4日後のことでした。

 

ハッとして我に返っても

後の後悔先に立たずです。

 

 

エスアンドティがしんどい時に

何度も助けていただいたのに。。

 

晩年、体調を崩して入院していることを

周りの人には隠しておられたとのことですが

僕は一番お世話になった恩人への

恩返しをきちんと

することなく

最後を見送ることも出来ず

今日に至っています。

 

 

 

 

 

 

ご存知の方もいらっしゃると思いますが

芝浦の仕掛け人寺田倉庫さんがつくったボンドストリートに

行って来ました。

 

今日は他の建築を見に行くついでだったのですが

さすがのストリート開発に

企画力を売りにしている僕としては

やる気がメラメラと湧いて来ました。

 

 

 

ボンドストリートの入口の建物では

こんなネオジャパネスクなアートが

ドカーンとお出迎え。

 

 

運河沿いには倉庫をコンバージョンした

ステキなレストランやカフェ、各種ショップなどが点在。。

今日の芝浦のブランド構築におけるシンボリックな存在となっています。

 

 

運河沿いのテラス席はビューも格別

元々はほとんど人が来なかった倉庫街が

今や人気のスポット

これこそが企画力のなせる技！！

 

 

三密を避けて、空いているカフェにちょっと入って休憩

このお店も元は海運倉庫

広くて天井の高い店作りは、倉庫だったからできること

気持ちのいい空間に仕上がっています。

 

 

運河沿いはウッドデッキになっています。

上手に雰囲気を作り込んでいますね。

 

 

元々は単なる海運倉庫街だった芝浦のイメージを一新させたこのストーリー開発

新しい価値の創造と言えるのでは。

 

ストリート開発はその地域の活性化、ブランド構築の手法としては

とても有効な手段です。

その街全体の資産価値向上にも大きく貢献

そして何よりもその地域の賑わいの創出に直結します。

 

不動産と建築企画を主たる事業としている僕達としても

是非取り組んでみたい事業です。

 

 

今日はいい刺激をもらいました。

 

 

 

S&Tmoreにてプロデュース、この春に完成したオリジナルコンセプトアパートのGran Felicia

そのディレクター及び外構、ガーデンデザイン施工を

一手に担っていただいたL社のT社長を

コーディネーターのNさんと都内に訪ねました。

 

遅くなりましたがプロジェクト成功のお礼の訪問だったのですが

なんとT社長、自らお茶を立てて迎えてくださいました。

 

オフィスのテーブルに通された僕たち

 

先ずは生菓子

僕は『成ひさご』をいただきました。

ひょうたんの形をした季節の和菓子

縁起がいいそうです。

 

 

 

そして抹茶。。

立てていただいて飲む一服のうす茶

ほんとうに美味しい。

 

一時間ほどゆっくりとお話をさせていただきました。

 

 

 

 

いつも穏やかで謙虚なT社長

一緒に仕事をしている大切な仲間でもありますが

 

若い頃から空手を習い

 

茶道に通じ

 

絵を描き

（Gran Feliciaのデザイン画もT社長が描かれたもの）

 

小説も書く。。

 

もちろん、仕事であるガーデンデザインも卓越している

 

なんと多才な人だろう。

 

 

 

 

帰りがけにT社長からこんな言葉をいただきました。

『忙しい人には何もできない。』

『ちゃんと仕事を断る。』

 

深い。。。

 

そして、僕はなぜかとても幸せな満たされた気持ちに

なりました。