建築家の丹下健三さんが言われた言葉で
僕としては全くその通りと思う言葉があります。
『機能的なものが美しいのではない。
美しいもののみ機能的である。』
この建物は文京区にある
『東京カテドラル聖マリア大聖堂』
丹下健三さんが1964年に設計された教会
代表作の一つでもあります。
お昼過ぎに訪ねたのですが
今日は天気も良く、鳥が翼を広げたような
美しいフォルムのカテドラル教会が
太陽の光を浴びて輝いて見えます。
(僕はクリスチャンではありませんが
日曜日にはよく教会に行きます。)
ちなみに
たくさんの建築家の中でも
僕は丹下健三さんが最も好きです。
僕の地元広島の平和記念公園も丹下健三さんの作品
以前。。
丹下さんが特別な思いで
広島の復興計画に挑んでいったこと
原爆ドームをランドマークと捉え
慰霊碑のアーチから原爆ドームが見えるように
ランドスケープも緻密に考えて設計されたということをお聞きし
深く感動したことを覚えています。
今の広島の骨格を作ったのは丹下健三さんと言えます。
そして
この頃から丹下健三さんは建築家であり都市計画家でも
あったと思います。
単なる建物ではなく
そこには歴史があり
物語があり
後の世に伝えるレガシーがあります。
僕たちエスアンドティモアでプロデュースしているアパート
スケールは違いますが
どうすればそこに暮らす方々に気持ちよく
居心地よく、ハッピーな気持ちで
日々暮らしていただけるか。
“考え続ける情熱”で
小さな努力を積み重ねています。
それが美しく見え
機能的でもある
という結果をもたらしてくれます。
まもなく次のチャレンジが始まります。
今までにない新たなるオンリーワンを
作りたいと思っています。