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Life is beautiful

和を以て貴しとなす

晴天、OFFの今日

事前予約をして上野の東京国立博物館に行って来ました。

 

 

 

 

そして

厳重な感染対策と入場制限により人もまばらな博物館でじっくり2時間

聖徳太子と向き合ってまいりました。

 

 

今年は聖徳太子の1400年遠忌(亡くなられてからの年数)にあたるそうです。

 

 

初めて日本に仏教を取り入れ

後の歴史の礎となる文化を発展させた人物

 

身分制度を改め個人の能力を重視する冠位十二階を定め

中国へ遣隋使を派遣

現存する世界最古の木造建築である法隆寺を建立

そして日本初の成文化された法典である憲法17条をつくりました。

 

 

 

聖徳太子がつくったその憲法17条の第1条に

『和を以て貴しとなす。』という言葉があります。

 

「何をするにも皆が仲良く協調するのが良い。いさかいを起こさないのが良い。」

という意味ですが

「正しいことは正しいとしてお互いに納得できるまでとことん議論するべきである。」

という意味も含んでいます。

 

 

これは今を生きる僕たちにとっても全く同じだと思います。

聖徳太子が日本という国を中央集権国家としてまとめていくためにつくった1400年前の

憲法の第1条にこのことを定めているのに僕は驚き、また同時に我が意を得たりの心境です。

 

家族も会社も友人とでも全ては人間関係です。

 

『和を以て貴しとなす。』

 

皆さん、これでいきましょう!

 

 

 

それからこれは僕が2019年に法隆寺を訪ねた時に

撮影した写真です。

 

 

 

そしてこれは参拝の記念にいただいた御朱印です。

恥ずかしながら、御朱印をいただいた時には

その意味に気づいていませんでしたが

中央に、『和を以て貴しとなす』が漢文で書かれています。

 

 

 

今日は良い学びの日と相成りました。

 

 

感謝

 

やっぱりKさんの空間は素敵です。

友人のKさんが経営する会社『のるすく』の新しいショールームが

オープンしたということで

お祝いを兼ねて溝の口(川崎)まで行って来ました。

 

 

 

デザイナーとして家具、店舗、住宅などを手がけるKさん

新しいショールームはこのイタリアのような複合施設

『フィオーレの森』にオープン!

 

 

 

ショールームのエントランス、素敵です。

 

 

 

そしてショールームの中は

いつもながら、さすがの空間づくり。。

 

 

 

 

 

Kさんとはもう15年ほど前に

僕が東急田園都市線のたまプラーザの街並みを散策している時に

あまりにも素敵なお宅を発見、そのお宅のインターフォンを押して

たまたまお宅にいらっしゃった方にお願いして

そのお宅をデザインしたKさんをご紹介いただいたのがきっかけです。

 

その後、S&TのリノベーションやS&Tmoreの家具などをデザイン

していただいています。

 

 

 

ちなみにこれは一昨年に

moreのオフィスにオリジナル家具を納入していただいた時の写真

(今日、Kさんがメールで送ってくださいました。)

 

 

 

ふと考えてみると会社だけでなく

自宅にもKさんがデザインした家具がたくさんあります。

 

卓越した才能で無垢の家具のトップデザイナーとして

30年以上も走り続けて来たKさん

僕にとっては尊敬するクリエーターであると同時に

いつも刺激をもらう友人であり、ライバルでもある

唯一無二の存在です。

 

 

 

 

今年中には新たな本も数冊出版される意欲的なKさん

同じ年の僕もまだまだ頑張りたいと思います。

(再会の記念にショールームのテラスで恒例のツーショット!)

 

 

 

 

一粒万倍日の地鎮祭

今日は、和楽備神社の宮司をお招きし

北戸田の建築予定地にて、新しいアパートプロジェクトの

地鎮祭を執り行いました。

 

プロデュースさせていただくアパートの地鎮祭に限らず

何か大切なことを始める日には

『一粒万倍日』を選んでいます。

一粒の蒔いた種が万倍になるという日です。

 

(今日の一粒万倍日も例によってここ数日の雨が嘘のように晴れました!)

 

 

建築プロデュースの仕事を始めて十数年

そんな中でオリジナルのコンセプトアパートを

発注してくださった最初のオーナーが

今回のオーナーであるNさんでした。

 

当時はまだほとんどオリジナルアパートの実績がなかった僕に

「大原さんの好きなように建てていいよ。

どこにもないアパートを頼むよ。」

と言ってくださいました。

 

今のS&Tmore があるのはNさんのおかげと言っても過言ではありません。

 

 

玉串法典をされるNさん

お付き合いはもう30年を越え

Nさんからご依頼いただくオリジナルコンセプトアパートは

『ハンノキハウス』 『Amat Haus』に続いて3棟目になります。

 

 

 

Nさんとのご縁に感謝を込めて

今回もまた全力投球で頑張り

〝想像を超える感動〟をお伝えしたいと思っています。

 

 

企画は楽しい。

 

エスアンドティモアで新たにプロデュースさせていただく

オリジナルコンセプトアパートの打ち合わせのため

久しぶりに多忙な主要メンバーの5人が当社に集合

 

 

新型コロナ感染の状況なども見据えつつ

ほぼ1年ぶりの打ち合わせは

本当にプロフェッショナル同士の

スピード感あるやりとりとなりました。

 

これまでに 『Gran Felicia』『AMAT HAUS』 『『Fromage Atre&Noel』

などの難しいプロジェクトを一緒に超えてきたメンバーとの久しぶりの

会話のキャッチボールは緊張感もありつつ実に楽しい!!

 

今日6月7日はS&T33回目の設立記念日でもあり

充実の1日となりました。

 

今回のプロジェクトも全力で行きますよ。

 

 

全ての始まりはこの場所から

所用で大宮に行った帰りに埼京線の中浦和駅近くにある

『別所沼公園』に立ち寄りました。

 

 

まだエスアンドティを創業したばかりの

30数年前、この近くに家族と住む家を建てたいと考えていた僕は

この公園の一角にある土地で畑を耕していたおばあさんに

「ここはどなたの土地ですか?」と声をかけました。

すると「ここは蕨にお住まいのTさんのもちものだよ。」

と教えてくださいました。

(このおばあさんはそのTさんから無償でここを借りて

野菜を作っておられるとのことでした。)

 

 

そこで蕨のTさんの家を訪ねたのが

尊敬するT社長とのご縁につながり

(当時、初めてTさんのお宅に伺った時には

T社長のお父様がいらっしゃいましたが

若僧の僕を気さくに庭に招いてくださったことをよく覚えています。)

 

そしてそのT社長が繋いでくださったさらなるご縁で

エスアンドティは蕨に本社を構えています。

 

 

 

ちなみに

当時畑があった土地は

今は公園の一部になっていました。

 

 

 

 

当初、埼京線の武蔵浦和駅近くで創業したエスアンドティが

蕨に移転して今年で20年になります。

 

 

 

T社長とのご縁が無ければ

今のエスアンドティはありません。

ここまで成功することはもちろんなかったと

思います。

 

 

ご縁の不思議さ

そして出会った方に積極的に話しかけることの大切さを思いつつ

久しぶりの別所沼公園を歩く僕でありました。

 

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