今日は、エスアンドティで企画した蕨市内のクリニックでお世話になっている
大阪在住の医療コンサルタントのKさんとの打ち合わせのために
大阪に来ているのですが
朝早めに出て、以前から訪ねてみたいと思っていた『こども本の森中之島』
を見学しました。
この図書館は、建築家の安藤忠雄が設計、建築費も自分で負担して
大阪市に寄贈した建物、運営費も安藤忠雄が大阪の企業から集めた寄付で
賄われています。
川に架かる橋の上から撮影
安藤忠雄が創作した『青春の青いリンゴ」が象徴的です。
こどもたちに多様な本を手に取ってもらい
無限の想像力や好奇心を育んでほしい。
安藤忠雄のそんな思いから2020年に開館
3階建の建物の中には絵本を中心に、童話や児童文学など
約2万冊の本があります。
安藤忠雄の生き方を表している青いりんご
壁には次のように書かれています。
『サミュエル・ウルマンは「青春」の詩のなかで、
青春は人生のある期間ではない、心のありようなのだ、と謳いました。
失敗を恐れることなく困難な現実に立ち向かう挑戦心。
どんな逆境にあろうとも、夢をあきらめない心の逞しさ。
身体・知性がいかに歳を重ね、成熟しようとも、この内なる若さを失わなければ、
人は老いることなく生きられるというのです。
いつまでも輝きを失わない、永遠の青春へー
目指すは甘くて実った赤りんごではない、
未樹で酸っぱくとも明日への希望に満ち溢れた青リンゴの精神です。』
建築家 安藤忠雄
※2023年1月25日のこのブログに『目指すは安藤忠雄の生き方』というタイトルで
安藤忠雄について書いています。
ご興味のある方は是非お読みください。