今日は会社の帰りに書店に立ち寄りました。
この秋に予定しているアメリカ旅行のガイドブックを探すためでしたが
なんと『地球の歩き方』を発見!!
早速、ニューヨーク版を買いました。
今から40年前
僕が23、4歳の頃
アメリカに留学した時も
ヨーロッパやアジアの国々をバックパッカーとして
一人旅した時も
僕の右手にはいつも『地球の歩き方』がありました。
当時は携帯電話もGPSも、勿論インターネットもない時代
この『地球の歩き方』だけを頼りに旅していました。
国際電話は高いので
月に一度位、旅先からハガキに、今どこの国にいるのか
日本へはいつ頃帰るのかなどを書いて
広島の両親に投函していました。
エアメールですが、ハガキが届くのにも1週間以上かかっていました。
これは、後から両親に聞いた話ですが
広島が雨のたびに
母は僕がどこかの外国の地で雨に打たれて倒れてしまったのでは
と考え、心配でたまらず、泣いていたそうです。
すると父が母に
「お前は何を心配しているんじゃ
広島が雨だからといって正彦のいる国が
雨降っとるわけないじゃろうが。」
と言って言い聞かせていたそうです。
それでも当時、母は5キロも痩せてしまったとのことでした。
今となっては笑える思い出話ですが。。
旅はいいです。
たいへんな面もありますが
新しい出会いと発見、感動があります。
そして何よりも
自分と向き合い、成長させてくれます。
40年ぶりにまた『地球の歩き方』を右手に携えて
行って来たいと思います。