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Life is beautiful

40年経っても相棒は『地球の歩き方』ですね。

今日は会社の帰りに書店に立ち寄りました。

この秋に予定しているアメリカ旅行のガイドブックを探すためでしたが

なんと『地球の歩き方』を発見!!

 

 

早速、ニューヨーク版を買いました。

 

 

 

今から40年前

僕が23、4歳の頃

アメリカに留学した時も

ヨーロッパやアジアの国々をバックパッカーとして

一人旅した時も

 

僕の右手にはいつも『地球の歩き方』がありました。

当時は携帯電話もGPSも、勿論インターネットもない時代

この『地球の歩き方』だけを頼りに旅していました。

 

国際電話は高いので

月に一度位、旅先からハガキに、今どこの国にいるのか

日本へはいつ頃帰るのかなどを書いて

広島の両親に投函していました。

エアメールですが、ハガキが届くのにも1週間以上かかっていました。

 

これは、後から両親に聞いた話ですが

広島が雨のたびに

母は僕がどこかの外国の地で雨に打たれて倒れてしまったのでは

と考え、心配でたまらず、泣いていたそうです。

すると父が母に

「お前は何を心配しているんじゃ

広島が雨だからといって正彦のいる国が

雨降っとるわけないじゃろうが。」

と言って言い聞かせていたそうです。

それでも当時、母は5キロも痩せてしまったとのことでした。

 

今となっては笑える思い出話ですが。。

 

 

旅はいいです。

たいへんな面もありますが

新しい出会いと発見、感動があります。

そして何よりも

自分と向き合い、成長させてくれます。

 

40年ぶりにまた『地球の歩き方』を右手に携えて

行って来たいと思います。

 

 

目指すは安藤忠雄の生き方

新しい年2023年、始まりましたね。

 

この年末年始は大好きな安藤忠雄の本を読んだり

YouTubeの映像を観たりして過ごしていました。

 

 

 

僕にとっては道標のような安藤忠雄の本

 

10年ほど前に直接お会いした時に

僕のために光の教会をモチーフにして書いてくださったサインは宝物です。

 

 

 

2020年には子どもたちのために自腹で

図書館(大阪『こども本の森 中之島』)を建てたり

パリでは2021年に18世紀に建てられた歴史的建造物〈ブルス•ドウ•コメルス〉を

美術館に大改修した建物がオープンして世界中で話題になりました。

81歳になった今も世界中で精力的に創造し続けるその生き様に

64歳で一旦落ち着いてしまった僕は目を覚ましました。

 

お恥ずかしい話ですが

僕自身は2020年に蕨市でプロデュースしたオリジナルコンセプトアパートメント

『Gran Felicia(グランフェリシア)』をこれまでの仕事の集大成と位置付けて

一旦歩みを止めてしまいました。

蓄積したものもあり、仕事は続けておりましたが

チャレンジではありませんでした。

 

 

もう一度一からチャレンジして

大好きな建築プロデュースの仕事と向き合い

今の自分を大きく超えていこうと決意しています。

 

原点に帰るために

今年の9月には留学していたアメリカのテネシー州立工科大学

ニューヨーク、フィラデルフィア、ワシントンDCなどを訪ねる予定です。

 

 

自分がいまだ生かされている意味を自身に問いつつ

完全燃焼していきたいと思っています。

 

 

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