ヘッダーイメージ

Life is beautiful

学士会館 My last day

神保町にある学士会館に、習い事のためにここ数年通っていました。

いつものように習い事を終えての帰り、学士会館のスタッフの方から

年内で全館閉鎖、再開発のための建て替えが始まるとお聞きしました。

 

 

 

ここは東京大学発祥の地であり、日本野球発祥の地でもあり

国の登録有形文化財に指定されています。

1928年に建てられ、当時としては極めて珍しい鉄骨鉄筋コンクリート造です。

斬新、かつモダンで重厚な雰囲気があるこの建物が僕は大好きでした。

 

 

 

100年近い歳月、帝国大学を始めとする大学出身者の交流の場として

実業家の社交の場として沢山の出会いを紡いできた学士会館

ステキでしょ。

建物にはロマンがありますね。

 

 

 

階段室も重厚感ありますね。

 

 

 

石の装飾、照明器具にも

歴史を刻んできた風格と趣きがありまする。

 

 

 

僕が通っている学院もこの学士会館の利用は今日が最終日でした。

この建物の中で学んだ日々に感謝して、お別れをして来ました。

 

建築に携わる者として、僕も歴史に刻まれる建物をプロデュースしていきたいものです。

 

晴天に満開の桜!

快晴の日曜日

赤穂城跡にある『武家屋敷公園』に行って来ました。

ここは赤穂浪士で有名な赤穂城があったところ

今は市民の憩いの場であり、赤穂市では桜の名所として知られています。

 

 

桜の向こうにお堀と城壁が見えます。

風情があり、心も軽やかに。

 

 

 

 

赤穂市は、市木が桜

街路樹としてもたくさん植えられているため

車に乗りながらでも花見を楽しむことができます。

 

四季のある日本、どの季節もそれぞれに心に届くものがありますが

やはり桜は特別

僕達も晴天に咲き誇る美しい桜のように

清々しく、さっぱり生きたいものです。

 

母と山桜

今日は久々、母とドライブ

相生市から山を越えて赤穂市へと向かう山道

 

車窓からは七分咲きくらいの山桜がちらほら。

母曰く、「山桜はソメイヨシノよりは少し早く咲き

葉の色と花びらの色に趣がある」とのこと。

 

 

道路脇、山の中腹にある山桜

 

 

 

今年2月の誕生日を経て89 歳になった母

決して愚痴らず、人の悪口を言わず、さっぱりサバサバ

主張せず、いつもポジティブで優しいその姿は今日の山桜のようでもあります。

(山桜は日本固有種で山地に自生する野生のサクラ

花言葉は、『あなたに微笑む』、『高尚』などです。)

 

 

 

最近は両親への感謝を伝える行動をするため、時々実家に帰っています。

特に母とはなんでも話せる間柄、今日も一緒に喫茶店へ

 

 

昭和の時代から一生懸命働いて生きてきた強い母ですが

さすがに歳をとりました。

 

父や母と接していると

人も動物であり老いていくということ

時間が何よりも貴重であるということを考えます。

自分の中での優先順位が変わってきていることも実感します。

 

家族に限らず

一緒に頑張ってくれている会社のスタッフ

お客様、仕事仲間や友達

皆んなが幸せで充実した人生を歩める一助となりたい。

それが僕が生かされている意味

 

決して手遅れにならないよう

悔いを残さないように頑張っていきます。

 

 

 

デザインと機能性の両立

先週は韓国を訪れていました。

10年振りでしょうか。

せっかくなので、デザイン先進国の今の姿を見ようと思っていました。

 

JejuとSeoulでの数日の滞在でしたが

いろいろと感じるところがありました。

 

 

こちらはオフィステルと呼ばれるコンセプトの建物

日本には無いですが韓国では一般的だそうです。

わかりやすく言えば、SOHOの部屋だけで構成されている賃貸マンション

全室オフィスとしても住宅としても利用できるそうです。

 

 

 

 

宿泊したホテルなどもデザインはよく考えられていて素敵でしたが

スイッチや洗面、照明などの使い勝手が今ひとつ。。

デザインを重視するあまり、機能性に欠けているという印象を受けました。

 

 

アパートなどのプロデュースをする時に、僕たちがテーマにしていることの一つが

『デザインと機能性の両立』です。

デザイン性も高く、使い勝手も良いという

一見相反することのすり合わせが実に大切だと考えています。

 

韓国では日本の技術力や中国のコストパフォーマンスに対抗するために

国を挙げてデザインに力を入れているという話は以前から聞いていました。

国の機関の中にもデザイン省のような部署があるとのこと。

 

問題解決や、差別化としての方法としてデザインに力を入れるのは正解ですが

やはり機能が大事、今回の旅ではそのことが一番印象に残りました。

 

 

これは今日の青山通り

よく行くビルですが、共用部分、トイレなどの使い勝手もとても良く考えられていて

安心です。

やはり、日本は安定しています。

これも海外に行って始めてわかることの一つですね。

 

 

 

 

 

この屋根は韓国で一番大きなお寺の屋根です。

あまりにも色鮮やかなので一枚写真を撮ったのですが

この形状とカラーリング、『日光東照宮』に似てます。

 

様々な形や色彩が中国から朝鮮半島を経由して

日本に伝わって来たということがよくわかります。

 

 

 

ちなみに羽田からSeoul までのフライトは約2時間でした。

これはいつも仕事で行く長崎へのフライト時間とほぼ同じ。

韓国は本当に近い外国でした。

 

 

 

彩り、居心地いいオフィス

寒い冬ですが、今moreのオフィスはたくさんの花で居心地最高です。

 

スタッフのAさんが、先日会社にいろんな花を持って来てくれました。

その花たちをいつもオフィス内の植物の手入れをしてくれているスタッフのNさんが

いろんな器に入れて、飾ってくれました。

 

 

 

ここはフロントです。

 

 

 

 

 

 

ここは僕が座っているテーブルの向かい

 

 

 

 

こちらは、パウダールーム

 

 

 

こちらはトイレ

 

 

 

ここはmoreのエントランスです。

このスペースは以前からNさんが手入れしてくれている鉢物たちです。

 

 

 

 

花はいいですね。

日本ではちょっと贅沢品のイメージだけど

ヨーロッパの人達にとっては、屋内外に花を飾るのは日常のこと

 

仕事していてもホントに気持ちいい。。

捗ります。

 

Aさん、Nさんありがとう!

 

 

 

気軽にお問い合わせください

S&Tmore
S&T